アシドーシス
アシドーシス
アシドーシスとは動脈血pHの減少、あるいはそれを引き起こす過程を意味します。
pHの実際の低下を表すのは酸血症(アシデミア)といいます。原因としては大きく4つの原因があげられます。第1に炭酸ガスがうまく体内から排泄されない場合(例:閉塞性肺疾患など)、第2に細胞への酸素供給不足、第3に異常な酸の産生(例:糖尿病性ケトアシドーシスなど)、第4に腎臓での酸排泄の障害(例:腎不全)があげられます。
正常体液のpHは7.4であり、その変動の幅は±0.05ぐらいです。したがって、生常時の体液はややアルカリ性です。血液のpHが7.4±0.05より高くなる場合をアルカリ血症(アルカレミア)、それ以下に下がる場合は酸血症(アシデミア)といいます。一般に臨床の場では、それぞれアルカローシス、アシドーシスと呼ばれています。