フェーズ
フェーズとは、世界保健機関(WHO)のパンデミックフェーズの定義に準じた分類を言います。6つのフェーズに分類し、さらに国内で発生していない場合(国内非発生)を「A」、国内で発生した場合(国内発生)を「B」に分けます。現段階の日本は、フェーズ3A(ヒトへの新しい亜型のインフルエンザ感染が確認されていますが、ヒトからヒトへの感染は基本的にありません。
- フェーズ1:(パンデミック間期)
- 人においては、新たな亜型のインフルエンザウイルスは同定されていない。動物において、ヒトに感染したことがある亜型のインフルエンザウイルスが存在しているかもしれない。しかしながら、仮に動物にみられたとしても、ヒトへの感染リスクは小さいと考えられる状態。
- フェーズ2
- ヒトにおいては、新たな亜型のインフルエンザウイルスは同定されていない。しかしながら、動物において循環している亜型が、ヒトの発症に対してかなりのリスクがあると考えられる状態。
- フェーズ3:(パンデミックアラート期)
- 新しい亜型によるヒト感染がみられるが、ヒトーヒト感染による拡大はみられない。あるいは非常にまれではあるが、密接な接触者への感染にとどまっている。
フェーズ3A(国外において、鳥―ヒト感染が認められた場合。現在の状況はこの状況に当ります。)
フェーズ3B(国内において、鳥―ヒト感染が認められた場合)
- フェーズ4:
- 限られたヒト―ヒト感染が起こり小さなクラスター(感染集団)が見られるが、感染拡大は非常に限定されている。ウイルスが人手の感染電波に余りよく適応していない事が示唆されている状態。
- フェーズ5:
- より大きなクラスター(感染集団)が見られるが、ヒト-ヒト感染は以前限局しており、ウイルスはヒトでの感染に適合しつつあるが、まだ完全なヒトーヒト感染伝播する能力を獲得したとは考えられていない状態。(著しいパンデミックリスクがある状態。)
- フェーズ6:(パンデミック期)
- 一般ヒト社会の中で、感染伝播が増加、持続している。