拘束性換気障害
拘束性換気障害
呼吸機能の換気障害には大きく分けて、拘束性障害と閉塞性障害があります。
このなかで、拘束性障害は肺繊維症、肺がんや結核などの病気による肺切除術後などでは肺自体の伸展性(膨らみやすさ)が低下しており、供水貯留や腫瘍による肺圧迫、胸郭の変形や全身けいれんなどでは二次的に肺の伸展が障害されます。
肺そのものの病気による障害、胸郭を介した圧迫などによる障害などいずれの場合においても、正常人の肺より膨らみやすさが低下しています。
このような肺の拡張制限が換気障害の主な原因となるものを拘束性換気障害といい、肺機能検査では、肺活量の減少でその程度がわかります。
障害を受けている患者の肺活量が同性、同年齢の健常人の平均値(正常予測値)の何%に相当するかを%肺活量といい、80%以下を拘束性障害があるとします。