一日人間ドックの流れ
人間ドックの中でも代表的な一日人間ドックの流れと、そこで行われる代表的な検査項目について説明したいと思います。
- まず、最初にどこの医療機関や健診センターで受けるかを決めましょう。健康保険組合などにはそれらの資料があるので問い合わせてみるのもいいでしょう。あるいは、ネットなどでもたくさんの情報があります。それぞれの特徴を知って選ぶと良いと思います。できれば、自宅からそんなに離れていないほうがいいと思います。例えば、「朝8時15分までに入ってください」などと、時間を指定してくることが普通です。そうなると、はじめていくところでは、道に迷って思わず時間がかかることも考えられます。時間に余裕を持って自宅を出るためにも、できたらそんなに時間のかからないところを選ぶのがいいのではないでしょうか。
検査を受ける医療機関や健診センターに予約を入れると、説明書が届きます。よく読んで検査目的、検査前日や当日の注意点、便潜血反応検査の便のとり方あるいは予診票などの注意点をよく読んで、事前に書き入れておきましょう。
- あらかじめ指定された時間に、指定されたもの(予診票、尿、便、たんなど)を持参して、受付を済ませます。余裕を持って到着するようにしましょう。遅れるときは、電話連絡することを忘れずに。
- 受付を済ますと、検査着に着替えます。そして基本的な検査から行ってゆきます。まず、身長、体重、血圧など計測したり、血液生化学検査に使う採決などを行います。
- そして、胸部X線撮影、腹部超音波検査、一般的に最後にバリウムを飲んで撮影する上部消化管検査へと進んでゆきます。
込み具合にもよりますが、だいたい3時間あまりですべての検査が終了します。
- 検査後に昼食などをとり(早いところでは継続して)、検査結果が出るのを待ちます。結果をもとに医師や看護師、管理栄養士などから事後指導を受けます。生活習慣、食習慣などのチェックも行われているので、健康状態を確認して必要であれば具体的な改善策が提案されます。検査によっては、後日郵送されるものもあります。
- 事後指導をもとに生活習慣を見直します。食事は規則正しく取る、適度な運動を心がける、禁煙へのチャレンジなど、自分でできることからはじめましょう。
気になる症状が長引くときには、検診を待たずに医療機関を受診するようにしましょう。また、健診後、気になる症状が出たときにも受診します。
※人間ドックや総合健診を受けた後、一番大切なことは検査を受けっぱなしにしないことです。生活習慣の事後指導を受けたときは、自分のできる事から必ず実施してゆきましょう。必要であれば二次検査を受けるようにしましょう。
| 一日人間ドック検査項目一覧 |
- 身体計測
- 身長/体重/肥満度/BMI/体脂肪率/腹囲/血圧/脈拍/
- 眼科検査
- 視力/眼圧/眼底検査
- 聴力検査
- 500Hz/1000Hz/2000Hz/4000Hz
- 肺機能検査
- 努力性肺活量/標準肺活量/%肺活量/1秒率/1秒量
- 尿検査
- 尿比重/尿糖/尿PH/尿タンパク/ウロビリノーゲン/尿潜血
- 便検査
- 便潜血
- 生化学検査
- 肝機能:総タンパク/アルブミン/AG比/総ビリルビン/ZTT/AST(GOT)/ALT(GPT)/ALP/γ-GTP/LDH/Ch-E/LAP
- 膵機能:アミラーゼ
- 腎機能:尿素窒素/クレアチニン/Na/K/Cl
- 脂質:総コレステロール/中性脂肪/HDL-コレステロール/LDL-コレステロール
- その他:尿酸/血清鉄
- 糖尿病検査
- 血糖(空腹時)/尿糖(空腹時)/HbA1c
- 血液一般検査
- 血液型:ABO式/Rh型
- 血球数:白血球数/赤血球数/血色素/ヘマトクリット/MCV/MCH/MCHC/血小板数
- 血沈検査(1時間)
- 血清検査
- リウマチ:RF(RA)/RF(RA)定量
- CRP(炎症反応):CRP/CRP定量
- 梅毒:RPR/TPHA//dd>
- 肝炎ウイルスHBs抗原/HCV抗体
- 腫瘍マーカー
- CEA/AFP/CA19-9/PSA/シフラ
- X線検査
- 胸部X線検査/上部消化管X線検査
- 腹部超音波検査
- 検査臓器:胆嚢/肝臓/膵臓/腎臓/脾臓
- 心臓機能検査
- 心電図検査