憤怒けいれん
憤怒けいれん
大泣きしてかんしゃくを起こしたり、急にびっくりしたとたんに、けいれんを起こしたりしてぐったりし、意識を失ったりするけいれんをいいます。生後6ヶ月から4歳ぐらいの子供によく起こるけいれんです。またの名を泣き入りひきつけとも言います。
憤怒けいれんの症状は、大泣きしているとき、突然呼吸がとまって顔色や唇が紫色になったり(このような状態をチアノーゼといいます。)、全身を突っ張らせたり(強直性けいれん)、ぐったりする発作を起こします。発作の多くは1分ほどでおさまります。
てんかんとは根本的に異なり、けいれん発作を起こす原因となる刺激があります。このため睡眠中はこの発作はおこしません。一時的にけいれんを起こしただけなので、治療の必要はありませんし、大泣きしたことやびっくりしたことが刺激となって、けいれん(ひきつけ)を起こしただけなので、すぐにもとの状態に戻ります。だんだん大きくなるにしたがって、発作を起こさなくなくなります。
まわりのものは、けいれん様の状態になるので心配になって、救急車を呼んだり、すぐに病院で診察を受けなければならないように思いますが、その必要はまったくなく心配の要らない病気だといえます。