クループ症候群
クループ症候群
かつてはジフテリアによる喉頭炎は真性クループ、非ジフテリア性のものは仮性クループと呼ばれていました。現在では喉頭周辺の炎症はクループと呼ばれる狭窄症状と声帯症状を伴った共通の特異的な症状を呈するので、喉頭気管炎、喉頭蓋炎、痙性クループを総称してクループ症候群と呼びます。
吸気性喘鳴、陥没呼吸、吸気性呼吸困難、嗄声、犬吠様咳がみられ、不穏、興奮、発熱、、顔面蒼白の全身症状もみられます。症状は夜間に増悪し、不安に伴う啼泣や興奮が狭窄症状をさらに悪化させます。
喉頭気管炎はパラインフルエンザウイルスの感染による事が多いです。喉頭蓋炎はインフルエンザ桿菌などの細菌性の炎症が多く、重症になりやすい病気です。痙性クループは主として2歳未満に多く、アレルギーの関与が考えられています。冬季の夜間に多く、日中は改善することが多い。