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コルチゾール

コルチゾール

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一種で、基礎代謝の維持、糖新生・グリコーゲン増加、脂肪合成抑制・貯蔵脂肪の肝臓への移動など、糖と脂肪代謝の調整を行っています。
また、抗炎症作用、抗アレルギー作用など生体にとって不可欠な役割を担っています。

コルチゾールが高値になると、満月様顔貌(ムーンフェイス)といわれるように顔が肥満したり、胴体や首の後ろが太くなったり、あるいはひげが濃くなったりします。このような症状が見られたらコルチゾール分泌過剰によるクッシング症候群を疑います。

なお、コルチゾールは日内変動あります。早朝が最も高く、夕方には早朝の半分くらいに、そして深夜には4分の1程度と、きわめて変動が激しいため検査時には注意が必要です。

基準値


 2.5~15.5μg/㎗

どんな病気がわかる?


コルチゾールが高値:クッシング症候群、下垂体腫瘍、異所性ACTH産生腫瘍、腎不全など

コルチゾールが低値:アジソン病、下垂体機能低下症、副腎クリーゼなど

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ホルモンの検査

ホルモンは、内分泌腺細胞から体液中に放出される化学物質で、ほかの臓器の代謝活性を刺激し、促進したり抑制したりする役割を持っています。
ホルモンには特定の臓器から産生され、その作用も特定の臓器(標的臓器)だけに影響を与える限定性があります。この標的臓器は全身に分布しているため作用が多様になり、ホルモンの量や作用が多すぎたり、少なすぎたりすると症状は多彩になります。
ホルモンの特徴的なことはフィードバックシステムと呼ばれる機構により、全身の状態がいつも同じになるように調節されていることです。
臓器のホルモン産生は脳下垂体で調節されており、臓器でのホルモン分泌が低下した場合は、下垂体からホルモン分泌を促進するホルモン(刺激ホルモン)が分泌され、逆に臓器での分泌が更新した場合は、これらの刺激ホルモンの分泌が低下して、ホルモンの分泌を抑えるようにしています。

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