コルチゾール
コルチゾール
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの一種で、基礎代謝の維持、糖新生・グリコーゲン増加、脂肪合成抑制・貯蔵脂肪の肝臓への移動など、糖と脂肪代謝の調整を行っています。
また、抗炎症作用、抗アレルギー作用など生体にとって不可欠な役割を担っています。
コルチゾールが高値になると、満月様顔貌(ムーンフェイス)といわれるように顔が肥満したり、胴体や首の後ろが太くなったり、あるいはひげが濃くなったりします。このような症状が見られたらコルチゾール分泌過剰によるクッシング症候群を疑います。
なお、コルチゾールは日内変動あります。早朝が最も高く、夕方には早朝の半分くらいに、そして深夜には4分の1程度と、きわめて変動が激しいため検査時には注意が必要です。
| 基準値 |
2.5~15.5μg/㎗
| どんな病気がわかる? |
コルチゾールが高値:クッシング症候群、下垂体腫瘍、異所性ACTH産生腫瘍、腎不全など
コルチゾールが低値:アジソン病、下垂体機能低下症、副腎クリーゼなど