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甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモン
≪甲状腺ホルモンとは?≫ 甲状腺ホルモンは、糖代謝(糖消費)の増加やたん白合成の促進、核酸代謝の促進など、生体の成長促進に関与しています。
甲状腺機能亢進症は甲状腺腫(のど仏の下あたりが腫脹する)で発見されるときが多く、暑がり、動悸がしたり、体重減少、全身がだるくなる、月経異常などの症状が現れます。一方、甲状腺機能低下症ではむくみや便秘、食欲不振、夏でも寒がるなどの症状が現れます。

甲状腺の異常が疑われた場合、甲状腺ホルモンの検査が行われます。甲状腺から分泌されるホルモンにはサイロキシン(T4)、トリヨードサイロキシン(T3)、あるいはこれらが組織で作用するときの遊離サイロキシン(FT4)、遊離トリヨードサイロキシン(FT3)があり、さらにこれらの甲状腺ホルモンの分泌を調整するために脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)の検査が行われます。

基準値

  • T4(サイロキシン):      4~12μg/㎗
  • T3(トリヨードサイロキシン): 0.7~2.1ng/㎗
  • FT4(遊離サイロキシン):0.9~1.9ng/㎗
  • FT3(遊離トリヨードサイロキシン):2.5~4,5pg/ml
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン):0.3~3.7μU/ml
どんな病気がわかる?


T4、T3が高値:甲状腺機能亢進症(バセドウ病、ブランマー病等)、TSH産生腫瘍など
T4、T3が低値:甲状腺機能低下症(粘液水腫、クレチン病、橋本病など)

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ホルモンの検査

ホルモンは、内分泌腺細胞から体液中に放出される化学物質で、ほかの臓器の代謝活性を刺激し、促進したり抑制したりする役割を持っています。
ホルモンには特定の臓器から産生され、その作用も特定の臓器(標的臓器)だけに影響を与える限定性があります。この標的臓器は全身に分布しているため作用が多様になり、ホルモンの量や作用が多すぎたり、少なすぎたりすると症状は多彩になります。
ホルモンの特徴的なことはフィードバックシステムと呼ばれる機構により、全身の状態がいつも同じになるように調節されていることです。
臓器のホルモン産生は脳下垂体で調節されており、臓器でのホルモン分泌が低下した場合は、下垂体からホルモン分泌を促進するホルモン(刺激ホルモン)が分泌され、逆に臓器での分泌が更新した場合は、これらの刺激ホルモンの分泌が低下して、ホルモンの分泌を抑えるようにしています。

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