自分の基準値を知っておく
【自分の基準値を知って変化を見逃すな】
基準値はあくまで健康の目安であると考えたほうがよいでしょう。個人個人の生理的変動があり、そのときの体調によってもかなり左右される項目があります。ある人にとっては基準値内にあったとしても異常である場合もあるし、反対にある人が基準値を外れていても、個人差やその他の条件を考えれば、その人にとってはそれでも健康である場合もあるのです。
たとえば血液中のアルカリホスファターゼ(AL-P)は、個人差が大きい項目のひとつです。これは骨の成長や肝臓での活動が個人個人で異なるためで、血液型がB型やO型というだけでも、あるいは食後というだけでもAL-P活性は10~20%高値になります。しかし、生活活動での変動はあっても個人的な変動幅は小さいので、わずかでも上昇した場合には原因となる病気があると考えて、詳しく検査してゆくことが必要です。
つまり、自分なりの基準値というものを知っておくことが健康管理には大切なことといえます。定期健康診断や人間ドックなどを通じて、それが変化したときに、何か問題があるのかどうかを考え、医師に相談するような心構えがあればベストだといえます。