手遅れにならないように
【見つかりにくい慢性の病気】
病気になると、私たちの体の中の臓器や気管は、危険信号としていろいろな症状を現して、知らせてくれます。たとえば吐き気が起こったときに、単なる急性の胃腸炎である場合やあるいは下手をすれば脳血管障害の可能性もあります。また、発熱も単なる風邪である場合が多いですが、白血病の兆候でもあるわけです。このように症状や兆候が早く出る急性の病気であれば、すぐ医師の診察を受けて指示に従えばよいのですが、症状の少ない慢性の病気の場合は、診断や処置が遅れがちです。
【手遅れになりがちな慢性の病気】
慢性の病気の中でも、糖尿病の場合ほとんど症状はありません。しかし病状が進むにつれてのどが渇く、だんだんやせてきた、などといった特有の兆候が出てきます。ここまでくると初めて病気の存在に気づいて病院を受診するわけですが、糖尿病ではここまで病状が進むと即入院治療しないと非常に危険です。つまり、慢性の病気は一見健康そうでも、体の中では静かに病気は進行している場合があるわけです。症状が出だして、受診したときにはもはや手遅れだったということがよくあります。