上部消化管X線検査
上部消化管X線検査
食道から胃・十二指腸までの上部消化管をバリウムで造影し、透視すると同時にX線撮影して、それらの臓器の形の変化や異常を診断する検査です。
【検査の目的】
食道、胃、十二指腸の病気の診断や手術後の経過の観察のため
【検査の方法】
透視台とよばれるX線装置の上で、検査を行います。造影剤であるバリウムの白い液と発砲剤を別々に飲み、発泡剤による空気とバリウムとの白黒の濃淡差を利用して、上部消化管の形をX線モニターテレビに映し出して観察し、X線撮影します。胃を隅々まで観察するため、透視台を上下左右に回転させ、いろいろな角度から撮影を行います。約10分ほどで検査は終了します。
【検査の注意点】
前日夜9時以降は、絶食・絶飲します。発泡剤により胃を膨らますためゲップをしたくなりますが、絶対にしないで我慢しましょう。妊娠している可能性のある人は、放射線による胎児への影響が考えれれるため、原則的にはこの検査は行われません。
| どんな病気がわかる? |
食道炎、食道潰瘍、食道がん、胃炎、胃潰瘍、胃がん、胃ポリープ、十二指腸潰瘍、膵頭部の異常など上部消化管の病気
※バリウムはやや飲みにくい感じが人によってあるようです。また、検査当日は水分をたくさんとって、バリウムを含んだ便が出やすいようにしましょう。便秘気味の人は、下剤をもらって飲んだほうがいいでしょう。