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CRP【C反応性たん白】

CRP【C反応性たん白】

炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するたんぱく質がCRPです。肺炎球菌が持っているC多糖体に反応するため、C反応性たん白と名づけられました。

【検査の目的】

体の中で何らかの炎症が起こると、このたんぱく質が敏感に反応します。CRPは正常血中ではほとんど見られず、すなわち陽性は炎症の存在を意味しています。また、炎症が治まると速やかに消失するため、その経過とよく相関関係があります。反応が敏感なためごく軽度の炎症でも弱陽性となったりします。

基準値

 定性法:陰性(-)
 定量法:0.3㎎/㎗以下(ラテックス免疫比濁法)
どんな病気がわかる?

 急性感染症、膠原病、悪性腫瘍、心筋梗塞、敗血症、ウイルス感染症など
※高値の場合には、急性感染症(特に化膿性のもの)やリウマチ熱などの膠原病のほか、悪性の腫瘍、心筋梗塞、敗血症などが疑われます。急性心筋梗塞と狭心症はともに胸痛を起こす代表的な病気ですが、狭心症は冠状動脈が収縮したり、あるいは一時的に狭窄して血液の流れが悪くなったときに起こります。一方、心筋梗塞は、冠状動脈が閉塞して血液が流れなくなり、閉塞した先の部分の心筋が壊死を起こします。したがってCRPを調べると、急性心筋梗塞では陽性、狭心症では陰性となり、両者を鑑別する手がかりにもなります。
陽性でも数値がそれほど高くない場合は、慢性感染症、ウイルス性肝炎などのウイルス感染症が考えられます。

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免疫血清学的検査

生体には、もともと体内にない異物が侵入すると、それを排除して体を守ろうとするシステムがあります。これを免疫と呼んでいます。細菌やウイルスなどの異物(抗原)が体内に入り込むと、それに対抗する抗体という物質が作られます。抗体は、それぞれ抗原にぴったり結合するようにそれぞれ異なったものが作られます。抗原が抗体と結びつく減少を抗原抗体反応(免疫反応)といいます。
抗体ができているということは、体に有害な物質が侵入したことの証明であり、血清中の抗体を調べることによって、病気にかかっているかどうかがわかります。これが免疫血清学的検査です。感染症や免疫異常の診断には不可欠の検査になっています。

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