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白血球分画(血液像)

白血球分画≪血液像≫

白血球はおもに骨髄の幹細胞から作られ、大きく骨髄系とリンパ系に分けられ、骨髄系はさらに顆粒球系と単球系に分けられます。幹細胞から生まれでた最も未熟な細胞を芽球といい、顆粒球系の骨髄芽球、単球系の単芽球、リンパ系のリンパ芽球がこれにあたります。それらが段階を経て成熟した白血球になっていきます。

体内に細菌や異物が侵入すると、血液中の白血球が増加します。この白血球には5つの種類(好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球)があります。

【検査の目的】

生体の免疫反応を担っている白血球は5種類あり、侵入してくる微生物に対する役割がそれぞれ異なります。そのためこれらの増減を調べることによって病気の診断の有力な情報になります。

【検査の方法】

血液を採取して、器械で測定します。

基準値


  • 好中球…男性35.8~70.8%、女性40~72.8%

  • 好酸球…男性0.6~9.6%、女性0.7~8.5%

  • 好塩基球…男性0.3~2.0%、女性0.3~2.3%

  • 単球…男性4.2~10.3%、女性3.8~9.6%

  • リンパ球…男性18.9~47.5%、女性19.1~47.4%

どんな病気がわかる?

好中球が増加した場合
へんとう炎、肺炎、骨髄炎、脳炎、胆のう炎、急性胃腸炎、白血病など
好酸球が増加した場合
じんましん、薬物アレルギー、寄生虫病、気管支喘息、アレルギー性皮膚炎
好塩基球が球増加した場合
じんましん、粘液水腫、多血症、慢性白血病、血小板血症、潰瘍性大腸炎など
リンパ球が増加した場合
梅毒、結核、流行性耳下腺炎、百日咳、バセドウ病
単球が増加した場合
水痘、麻疹、猩紅熱
好中球が減少した場合
再生不良性貧血、急性白血病、敗血症、結核、重症肺炎、チフス、
リンパ球が減少した場合
悪性リンパ腫、がん、白血病、結核性リンパ節炎など
※各種白血球はさまざまな病気で増減します。好塩基球についてはその機能の詳細がまだわかっていません。健康な人の血液中には成熟白血球が出現するだけで、これより前の未熟な白血球が出現している場合は感染症、組織の炎症、破壊などが考えられます。さらに、最も未熟な芽球が出現して増加する場合は重篤な病態で、その代表が白血病です。骨髄穿刺などの詳細な検査をする必要があります。

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血液一般検査

血液は、体の隅々を駆け巡り、各細胞に必要な酸素や栄養素を運び、古くなった代謝産物や老廃物を運び去るという大切な働きをしています。
その血液の中身を調べれば、全身の組織や臓器の常態や異常がわかるため健康診断や人間ドック、検診などでは必ずといって良いほど行われる検査です。

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