ASO
ASO
扁桃が赤く腫れ、発熱とのどの痛みや白苔を認める扁桃炎は、細菌が感染して発症しますが、その原因菌のひとつに溶血性連鎖球菌(溶連菌)があります。この菌によって造られるβ溶血毒素(ストレプトリジンO)に対する抗体をASOといいます。
【検査の目的】
溶連菌は赤血球を溶血させるストレプトリジンという毒素を出しますが、人体がこの菌に感染するとこの菌の防御反応として、抗ストレプトリジン-Oという抗体ができます。血清中にできる抗体の値を測定することで溶連菌に感染しているかどうかを調べる検査です。
| 基準値 |
成人166ToddU以下(ランツランドル法)
| どんな病気がわかる? |
急性リウマチ熱、急性糸球体腎炎、関節リウマチ、猩紅熱など
※この菌は急性糸球体腎炎を起こしますが、溶連菌自体が直接糸球体を障害するのではなく、ASOと菌体成分が結合した競合体が糸球体を傷害します。そのほか、この菌は関節炎や心臓弁膜症を合併するリウマチ熱の原因にもなります。