血圧測定
血圧測定
心臓から全身に送り出された血液が、血管に与える圧力が血圧です。
心臓が収縮して動脈に血液が押し出されたとき(収縮期)の血圧を最高血圧、心臓に血液が戻っているとき(拡張期)の血圧が最低血圧です。
わが国では、WHO(世界保健機構)の基準が用いられています。
- 高 血 圧 : 最高血圧が160mmHg以上、もしくは最低血圧が95mmHg以上
- 境界域高血圧 : 最高血圧が141~159mmHg以上、もしくは最低血圧が91~94mmHg以上
- 正 常 血 圧 : 最高血圧が140mmHg以下、最低血圧が90mmHg以下
- 低 血 圧 : 最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下
高血圧の症状としては、めまい、肩こり、頭重感などが出現することがありますが、一般的に自覚症状がない場合がほとんどです。症状が出ないからといって、そのまま放置しておくと、血管が徐々に痛み、動脈硬化、脳出血、狭心症、心筋梗塞、腎不全など生命にかかわる重大な合併症を引き起こしやすくなります。
この高血圧症は日本でももっとも患者数の多い成人病だといわれています。実際、50歳以上の3~4人に1人が高血圧といわれています。
しかしながら、血圧が高いと判定されても、すぐに薬が処方されることはありません。血圧は一定ではなく、常に変動しています。測定体位、気温、時間帯、喫煙、入浴、あるいはドクターの白衣を見るだけで血圧が上がる人さえいます。測定時の心理状態に影響を受けやすく、緊張すると一般的に20~30mmHg程上がることもよくあります。
大切なことは、血圧が高いと指摘されたら自己流に対応せず、医師の指示を仰いで定期的に検査を実施して経過を観察することが一番大事なことです。