X線CT検査
X線CT検査
X線CT(コンピューター断層撮影)検査は、人体の横断面を輪切りにするようにX線をあてて得た情報をコンピューターで解析し、断層画像を合成して体内の様子を調べる検査です。現在はあらゆる検査に用いられています。
最近では、ヘリカルCTやマルチスライスCTと呼ばれる新しい技術が開発され、さらに早く詳細に撮影することができるようになりました。
従来のCTではX線を照射する管球という装置が1回転するごとに約1センチずらしながら撮影していました。この方法では、ずれた部分の撮影は行われず小さな病変は見逃す可能性があります。しかし、ヘリカルCTでは管球がらせん状に連続して移動しながら撮影を行うため、切れ目がなく小さな病変も撮影することができます。
また、マルチスライスCTとは、従来のCTは一列の検出器で一回転につき1スライスのデータを得ていましたが、体軸方向に複数の検出器を備え一回転で複数のデータを得ることができるCTです。つまり、超高速で撮影を終わることができます。
【検査の目的】
脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの頭蓋内疾患や肺、肝臓、腎臓、胆のうなどの内臓の検査や、骨や軟骨などの骨疾患の検査。
【検査の方法】
撮影には単純撮影と造影撮影があります。検査着に着替え、検査台に仰向けにねます。検査台が撮影部位によってドーム状の筒の中を移動しながら撮影を行います。検査に苦痛はありませんが、小児では動かないようにするために睡眠薬で眠らせて検査をする場合もあります。時間は10分~15分で終了します。
| どんな病気がわかる? |
全身の内臓疾患の検査、骨の検査