HDLコレステロール
HDL コレステロール
≪検査でわかること≫
動脈硬化や成人病に関する検査です。
【HDLコレステロールとは】
血液中のコレステロールや中性脂肪などが、たん白質と結びついたものをリポたん白といいますが、比重の違いで超低比重リポたん白のVLDL、低比重リポたん白のLDL、高比重リポタンパクのHDLなどに分けられます。
このうち、高比重リポたん白に含まれるコレステロールがHDLコレステロールです。このコレステロールは、末梢組織にあるコレステロールを肝臓に運搬する働きをしているため、HDLコレステロールが多い場合は、末梢組織のコレステロールは少なくなり、逆に少ない場合はコレステロールが十分に肝臓に運ばれないため末梢組織に残り、動脈硬化を起こします。つまり、HDLコレステロールは動脈壁にこびりついたLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を末梢組織から肝臓へ運ぶ働きをしており、俗に言う善玉コレステロールと呼ばれています。
| 基準値 |
男性:40~99㎎/㎗
女性:50~109㎎/㎗
※HDLコレステロールの測定は病気の診断をするためではなく、動脈硬化性の病気の危険因子の有無を調べることが目的です。このコレステロール値が基準よりも低ければ、低HDLコレステロール血症で、動脈硬化の危険性が高くなりなります。心筋梗塞や脳血栓症、高脂血症などの病気に注意が必要です。
≪キーワード≫
動脈硬化、成人病
【 関連検査 】
中性脂肪〈TG〉、LDLコレステロール、総コレステロール、