虚血性心疾患
虚血性心疾患とは、心臓に血液を介して酸素や栄養分を送っている冠状動脈に動脈硬化等の原因により、血液の供給が止まったり、少なくなったりして起こる急性、または慢性の心臓機能障害の総称です。
代表的な病名として、「心筋梗塞」および「狭心症」があります。
虚血性心疾患は心臓の筋肉(心筋)の酸素需要に対して、著しい不足が一定時間持続して、その部分に障害を残さず回復するものと、心筋細胞の壊死が起こり元に戻らない障害を残すものとに分けられ、前者の代表が「狭心症」であり、後者の代表が「心筋梗塞」です。
いずれの病気の原因の大部分は、冠状動脈(心臓への酸素栄養供給血管)の動脈硬化です。一般的に虚血性心疾患の3大危険因子は高血圧、高脂血症、喫煙があげられ、これらの心疾患の発症を予防するためには冠状動脈の硬化の進展・悪化を助長するこれらの因子の治療および喫煙が大変重要だといわれています。