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尿タンパク

尿タンパク

腎臓の糸球体や尿細管に障害が起こるとたんぱく質が尿中に漏れ出してきます。腎臓の病気を見つけるもっとも基本的な検査が尿タンパクです。尿の中のたんぱく質の有無を調べる定性検査と量を調べる定量検査があります。人間ドックや健康診断では定性検査が実施されます。

【検査の目的】

腎臓は腰の少し上に左右対称に一個ずつあります。大人の握りこぶしぐらいの大きさで、そら豆のような形をしています。

腎臓の働きは体内の浄化と体液の調節です。腎臓の中にある糸球体で血液中の老廃物をろ過して尿を作り、ろ過したものの中から、必要なものは尿細管で再吸収され血液中に戻ります。

糸球体では、たんぱく質や赤血球、白血球などのように分子量の大きな血液成分は通常はろ過されませんが、糸球体や尿細管の機能が不十分な場合は、尿の中に排出されます。つまり、尿からたんぱく質が検出されることは、腎臓に何らかの障害があることを示唆しているのです。

【検査の方法】

検査の方法は二つあります。たんぱく質が尿に漏れているかの有無を試験紙で調べる定性試験と、漏れ出している量を調べる定量試験です。

定性試験はたんぱく質が漏れている場合が陽性(+)で、漏れていない場合が(-)で正常です。

定量試験は、尿1㎗に5~10㎎以下、1日に40~80㎎以下のたんぱく質であれば問題はありません。ただし、激しい運動や精神的な興奮、寒さ、強いストレスなどの影響で尿タンパクが出ることもあるので、陽性のときは検査を繰り返して身長に確認する必要があります。

この検査は、薬局などで尿検査の試験キットが、購入できるので自宅でも継続的に自分で行うこともできます。


基準値


 陰性(-)

どんな病気がわかる?


尿たんぱくが高値を示す病気:腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、尿路感染症、尿路系の異常など

※自宅で自分で尿検査をするときの注意点

①試薬の保管場所に注意する。
②説明書をよく読んで正しく使用する。
③1回の検査で判断しないで、何回か実施してみる。
④できれば、1日2回、朝起きてすぐと、昼間の尿で検査してみる。
⑤尿は出始めは捨てて、中間の尿で検査をする。
⑥何度も異常値が出る場合は必ず医療機関で診察を受けるようにする。


≪キーワード≫

 腎臓病

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尿・便検査

腎臓は、握りこぶしぐらいの大きさで、そら豆のような形をしている臓器です。人体の背中側に左右に一個ずつあります。
腎臓は尿を作る臓器で、尿路は尿を対外に排出するための器官です。腎臓で作られた尿は腎盂(じんう)に集められ、尿管を通って膀胱に溜められ、尿道から体外に排出されます。この全行程を尿路と呼びます。尿検査はこの尿路の異常を調べるのに適していますが、それ以外に全身の臓器の状態も反映しています。

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